リーダー世代の先輩社員
対話の機会を大切に、現場の声を聞き取って
たしかに届ける、リーダーとしての役割を果たす。

中野 麻里子
【所長】
2005年入社
- 所属:
- 訪問看護ステーションほたるきた
- 資格:
- 作業療法士
訪問リハビリの知識や技術を深めたいと考え、ジェネラスに転職。会社が小規模な時期から現場の第一線で活躍し、その成長とともに歩んできた。
訪問看護ステーションほたるきたの所長の仕事について、聞かせてください。

所長として、ほたるきたと同じビルにある「デイサービス暁音(あかね)」、お互いが連携して協力し合うための調整役です。たとえば、暁音の利用者様が訪問サービスを必要になったときや、ほたるきたの利用者様が外に出る機会としてデイサービスを検討しているときなどに声をかけあえる関係づくりです。月に1回ミーティングを開いて、利用者様の情報やデイサービスの空き情報などを共有しています。
所長という立場になって、変わったことはありますか。
以前と比べて、決断力が付いたように感じます。職員にすぐ指示が出せるように準備しておかなくてはいけませんし、質問されることも多いので覚えておかないといけないことも尽きません。所長というのは実は新しくできたポジションで、正直なところ何をすればいいのか不安になるときもありますが、必要かなと思ったことは率先して実行に移すように。現場の声を上に届けるのも、私たちリーダーの役割の一つだと思っています。
チームの運営で心がけていることを教えてください。

常勤スタッフとは毎月、非常勤の方とは希望があったときに個人面談を行っています。業務上の相談や体調面、時にはプライベートなことなど20~30分くらい。個人目標や会社貢献目標の進捗を確認するために始めたのですが、1対1で話をする機会は意外と少なくて、みなさんからも個別だと話しやすいと言われるので続けています。何か問題が起きた時に優先するのは、“早めの行動”と“まず話を聞くこと”。本人の言葉でちゃんと話を聞くことが大切だと思いますね。
達成感が大きく、印象に残っているプロジェクトはありますか。
コロナ禍の前ですが、利用者様とご家族を対象に行っていた、ほたるきたのデイバス旅行です。利用者様には出かけるきっかけと目標を持って頂き、ご家族には交流の場を作れたらと思い、年に2回、おでかけを企画していました。利用者様の普段とは違う表情が見られたり、参加したご家族が一緒にお茶を飲んだり、お買い物をされたり。とてもいい機会だったので、できれば再開したいと思っています。利用者様とご家族が集い、地域の人と交流できるような場も設けられるといいですね。
どんな人を新たにチームに迎えたいと考えていますか。

ほたるきたは40~50代の安定感があるスタッフが多いので、20~30代くらいの若い方に加わってもらいたいですね。知識も技術も豊富で頼もしいスタッフがそろっていますし、ほたるきたの利用者様は小児から高齢者まで幅広い年代。近くには「リ・ハビリはつね」というこども発達支援施設もあるので、ほたるきたで働くことで多くの知識や技術を得られて、視野も広がっていくはずです。現在在籍しているスタッフへの刺激にもなる、新しい風に期待しています。